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水滸伝、楊令伝 [読書]

こんばんは。

三連休も終わりで、既に仕事モードでパソコンの画面と向かいあっています。
今週も、福島、大阪、岩手、静岡に出張予定で、またまた新幹線の旅です。

出張の際には本が手放せません。以前、ブログに書いたことがありますが、
活字中毒で本や雑誌を読んでないと駄目なのです。まあ、最近は車中では
寝ていることもしばしばですが。パソコンをひろげて仕事ということもあるのですが、
周囲の目が気になってなかなか難しいのです。

ここ最近は北方謙三の「水滸伝」と「楊令伝」を平行して読んでます。
「楊令伝」の文庫本の新刊が出ると、まずそれを読むのですが、読み終わると
「水滸伝」の続きを読むという感じで、その「水滸伝」も19巻中あと2巻を残す
のみとなりました。「楊令伝」は第4巻を終了しています。
「水滸伝」は今週で読み終わるでしょう。さて、次は何を読みましょうか。
ちなみに、この2つのシリーズものを読んでいる間に、「悪行の聖者 聖徳太子」や「真田
幸村の遺言」なども、つまみ食い的に読んでます。
相変わらず歴史物ばかりです。

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備忘録
今日のクレマチス作業①;種まき
ユートピア、柿生、カーナビー、ミス東京、クリスパ(紫)、祭り太鼓

今日のクレマチス作業②;実生苗の発送、譲渡準備
妻の妹が勤務する会社でクレマチスを植えてみたいというので、壺系クレマチスの実生苗を6鉢ほど送りました。これとは別に、仕事関係で知り合った方にレッドスターの挿し木苗を差し上げる準備をしました。いつも手作りの美味しいジャムをいただくのですが、その御礼です。

今日のクレマチス作業③;ナメクジ退治
霞の君(実生)やクリスパ・エンジェル(実生)等の鉢底に潜んでいたナメクジを捕殺しました。油断しているとまた増えてます。


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風は山河より [読書]

今夜はガーデニング関連の記事ではなく、私の趣味の1つである読書(歴史関連)の話を...。

仕事が一段落した先週初めから読み始めていた宮城谷昌光さんの「風は山河より」全6巻を読み終えました。私は宮城谷昌光さんの著書が好きで、「楽毅」、「香乱記」などの中国の歴史ものは大抵読んでいます。今回は日本の歴史もので、松平清康、広忠、元康(徳川家康)の頃の野田菅沼家三代が主人公です。

野田菅沼家三代(菅沼定則、定村、定盈)と言っても、たぶん歴史好きでもなかなかわからないような人物をよく主人公にもってきたなあと思い、読み始めました。昨今は“歴女”という言葉があるくらいで、歴史ブームなところがありますので、ピンと来る方がおられると思いますが、私は最初?でした。野田城というキーワードで、西征の途上、野田城を包囲する武田信玄軍、野田城から聞こえてくる笛の音、それを聞きに来て鉄砲に撃たれた言われる信玄、そして信玄の死という連想ゲームから、野田城の城主は確か菅沼なにがしだったと考えるに至り、ああその時代の話なんだと思って読み始めました。

宮城谷昌光さんの歴史小説に特徴的なのですが、歴史の中で埋もれがちな人物に光をあて、輝かせるような感じです。宮城谷さんのどの歴史小説にも共通しているように思えるのですが、主人公達がとても清々しい武将に描かれています。宮城谷さんにかかると戦国武将も大変清々しい武将になるから不思議です。徳川家康も狸オヤジならぬ、忍耐強く、義に厚い武将に描かれてます。

今回、読んでいて驚いたのは、歴史小説を読んでいて初めて我が街の名前が出てきたことです。我が街には、古河公方ゆかりの寺院があるのですが、そのことを知っていても歴史小説で街の名前を見つけたのは初めてでした。その寺院をさっそく訪れてみたい感じになって読み終えました。

そうそう、最近、名古屋方面によく出張していたのですが、そこは田楽ヶ窪という地名でした。例の桶狭間の戦いがあった場所の近くだと思います。歴史につなげていろいろと思いふけると出張も楽しくなります。

あと今年もわずかですね。今日は仕事納めでした。例年29日は休みのことが多いのですが、年間労働時間との関係なのか今日まで出勤でした。明日から5連休です。


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血涙 [読書]

通勤電車の中で、PC関係の雑誌か歴史書・歴史小説を読むのが私の日常の一コマなのですが、先週、木・金曜日と自宅に戻っても時間を惜しんで、2日で北方謙三著「血涙(けつるい)」上下2冊を読み終えました。こういうことは珍しいかもしれません。

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内容は三国志、水滸伝と並ぶ中国の歴史ロマンである「楊家将(ようかしょう)」の部分ストーリーです。
「楊家将」は中国「宋」の初期に独自の騎馬隊を率いて活躍する楊業とその息子7人が活躍する物語ですが、騎馬隊のスピーディーな動きの描写と登場人物の個性に引き込まれます。「血涙」は北方謙三版「楊家将」の続編です。

北方謙三版「楊家将」では、最後の戦いで楊業とその息子の多くが戦死します。その戦いで戦死したと思われた四男が、実は戦いで記憶喪失となって敵国に捕らわれ、そして敵国の皇女の婿となり、生き残った弟達と戦う敵国の将軍として登場します。亡き父・楊業の騎馬隊を再建していく六男、七男、九妹と戦い、その戦いの途中で四男の記憶が戻り、苦悩する姿がハイライトです。四男が本当の自分と新しい自分との間で苦悩の選択をする中で流した涙が血涙というタイトルになるのだと思います。敵国の将軍として生きる道を選ぶ四男との戦いで、七男、九妹、そして長兄の遺児が戦死し、最後は亡き父の後を継いで総領となった六男が亡き父の形見の剣で四男の非常な運命を絶ちます。こう書くと、戦争と兄弟間の争いのような歴史小説になってしまいますが、騎馬戦のスピード感と、苦悩する兄弟達の心の葛藤と壮絶なドラマを北方謙三の冴えた筆が描ききっています。

読み応えのある本(各上下2冊)です。個人的には脚色が強すぎる映画のレッドクリフ(三国志演義の最大の山場、赤壁の戦い)よりも、この「楊家将」や「血涙」の方がだんぜん心が高ぶりました。

今夜はクレマチスとは別次元の話ですみません。冬場は、パソコンをいじるか、歴史小説に没頭する風車です。


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